モドル






2千円札は本当は【 記念コイン 】になるはずだった



 2000年7月19日、2千円札が発行された。
 「2000年はミレニアムなので2千円札なのよ!」
故小渕首相の意味不明の言葉である。
 実はこれ、どうしようもなくなっての死に物狂いの言葉なのだ。
 本来、この年に行われる沖縄サミット(主要国首脳会議)の 『 記念コイン 』 が、 一人の男によって『 札 』に化けてしまったからである。
 その男とは、『 ムネオ 』というナゾの人物である。
 当時『 ムネオ 』は北海道に本拠地を置く『 マネー権力者 』だった。 沖縄サミットと聞いて『 マネー権力者 』の『 ムネオ 』が黙っているはずはない。 『 ムネオ 』は手下どもを使い着々と計画を実行していった。
 まず『 ムネオ 』は、沖縄の警備のため本土から応援の警官が2万人行くことに目をつける。 2万人が沖縄に行くとなると本土からの食料物資もかなりの量になる。 普通、一番近い九州から送るのが常識だが、非常識の『 ムネオ 』は、
「オレんとこから送れ!」
と言い出す。
なんと沖縄の警官の弁当を『 ムネオ 』の本拠地である北海道から送りつけようというわけだ。 鮭、イクラ、カニといった北海道の豪華特産物入りの弁当を。
勿論『 ムネオ 』の息のかかった会社からである。
単純に計算してみよう。

(警官2万人)×(1日3食の弁当の数)=6万個
(10日警備したとして)=60万個
(豪華弁当一個2000円として)=12億円

マージンが10%として『 ムネオ 』に1億2千万円入ってくる。
笑いが止まらない。
 もっと笑いが止まらなくなりたい『 ムネオ 』は、『 札 』をひらめく。
この機会にドサクサに紛れて『 札 』を発行してしまおうということだ。
なぜなら『 ムネオ 』は『 マネー権力者 』だからだ。
そこで、大蔵省財務官、経企庁長官などを丸め込み、
「コインなんか屁だ! 札だ! 札だ!」
と、わめきたてた挙句の果てが『 2000円札 』となったのである。
 なんとか沖縄サミットまでに発行させたい為、 デザインはコインで決めていたものをそのまま使うという暴挙に出る。
 結果、『エラー2千円』が大量にばら撒かれた。
 このいきさつが冒頭の支離滅裂の言葉となったのだ。

 まったく政治とは面白いものである。



モドル



2style.net